気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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気仙沼市管理防潮堤3月まで8割完成予定

工事が進められている防潮堤(大谷漁港)
工事が進められている防潮堤(大谷漁港)

気仙沼市管理防潮堤3月まで8割完成予定

 気仙沼市が、市管理漁港で進めている防潮堤工事の進捗(しんちょく)状況をまとめ、公表した。それによると、全体の復旧箇所数のうち、本年度末までに約8割が完成する予定。残る7漁港・8カ所は工事調整などに時間を要したため年度内の完了が難しく、来年度に持ち越しとなる見通しだ。
 市の管理漁港で防潮堤整備が計画されているのは、23漁港・37カ所(整備延長約9・8キロ)。市水産課が12月末現在でまとめた進捗状況によると、只越や川原、前浜など16漁港・26カ所(70・3%)が完成した。この1年間で完成した箇所は13カ所増えた。
 残る箇所のうち、3月までに載鈎、二十一浜など3漁港・3カ所の工事が完了する見通し。
 一方、岩井沢、大谷、蔵内など、全体の2割にあたる7漁港・8カ所については工事が進められているものの、「年度内の完了は難しい」(水産課)。
 防潮堤整備の事業費は、復興・創生期間最終年度の2020年度までに全て予算化。制度上、繰り越しができるのは年度が最後となる。
 市水産課は「漁港施設の機能は復旧したものの、防潮堤工事が続いているため、大なり小なり支障をきたしている。一日も早く残る工事を完了させたい」と話している。
 市管理漁港のほか、市内では県、国が55海岸・70カ所で防潮堤整備を計画。昨年末までに53カ所(75・7%)が完成した。