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佐藤町長が志高3年生に復興、町の魅力語る

生徒に講話する佐藤仁町長
生徒に講話する佐藤仁町長

佐藤町長が志高3年生に復興、町の魅力語る

南三陸町の佐藤仁町長が13日、志津川高校(葛西利樹校長)を訪れ、3年生70人に東日本大震災からの復興や町の魅力などを語った。
 3年生の「ふるさと南三陸を学ぶ講座」の一環で、卒業を控えた生徒を対象に5年ほど前から実施している。昨年は日程が合わず、2年ぶりとなった。
 佐藤町長は映像を使いながら東日本大震災復興過程を紹介。「国内外からの多くの支援で町の復興を進めることができた。感謝の気持ちを心にとどめてほしい」と強調し、津波で二度と人命が失われないよう、復興事業の「1丁目1番地」として高台移転を進めたことを語った。
 人口減少や水産業、観光業の停滞など町の課題を示す一方、バイオマスや林業、養殖漁業の国際認証取得、志津川湾のラムサール条約登録湿地認定など、持続可能なまちづくりを紹介。「山と海の国際認証取得は世界的にみても珍しい」と先進的な取り組みや魅力を語り、「町外に出て大海を知り、町の魅力や可能性に気付き、いずれ南三陸に帰ってきて活躍してほしい」などと呼び掛けた。
 行場望真さん(18)は「町が自然を生かした先進的な取り組みを行っていることを知り、見方が変わった。いつか町に貢献できる大人になりたい」と話した。