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南三陸町保育所職員が不審者に対応訓練

刺股で不審者に対応する手順を確認
刺股で不審者に対応する手順を確認

南三陸町保育所職員が不審者に対応訓練

 南三陸署(武田一宏署長)による不審者対応訓練が12日、同署で開かれ、町内の保育所職員が刺股を使った防御策など実践的な対応を学んだ。
 昨年、登米市内のこども園で刃物を持った男が侵入した事件を受けて実施。保育所に寄贈された刺股の使い方を学ぶ機会に―と、町内八つの保育施設から職員約50人が参加した。
 同署の髙橋靖生活安全課長が不審者への基本的な対応として、「戦わないことが最大の護身。相手との距離を保ち、すぐ逃げられる状況をつくっておくことを忘れないで」とアドバイスした。
 実技では、不審者が施設内に侵入してきた場合を想定。同署刑務課の菅原きりり巡査部長らの指導を受けながら、刺股で不審者をけん制する方法や複数での取り押さえ方などを確認した。
 伊里前保育所の尾形杏佳保育士(22)は「子供たちの安全をしっかり守れるよう、これまで以上に訓練するなどして意識を高め、安心して預けられる施設にしていきたい」と話した。
 指導した菅原巡査部長は「職員、児童たちが不審者から危害を加えられないことが重要。警察が駆け付ける時間を稼いでもらうためにも、対応を入念に確認してほしい」と語った。