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志津川高校応援へフォーラム

結束を誓って気勢を上げる
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志津川高校応援へフォーラム

 志津川高校の魅力化などを支援する有志団体「南三陸おらほの高校を応援する会」(山内松吾会長)のフォーラムが21日、町総合体育館「ベイサイドアリーナ」で開かれた。町民約200人が参加し、生徒数減少で存続の危機にある中、全国募集など後押しし、町唯一の高校の存続、子供たちの学校生活の充実をサポートしていく機運を高めた。
 会の取り組みを町民に周知し、協力者の輪を広げよう―と初めて開催。山内会長はあいさつで「厳しい状況の中で頑張っている学校を応援し、未来の子供たちが安心して勉強、運動できる環境をつくる責任がある。力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。
 「地域と歩むおらほの高校~一人一人ができる応援のかたち~」と題したパネルディスカッションでは、同校の葛西利樹校長が子供たちの活躍と地域との関わり、町企画課の佐藤宏明課長が魅力化の取り組みについて話題提供した後、沼倉博希PTA会長、山内義申同窓会長、協力企業経営者代表の高野剛さんを加えて語り合った。
 葛西校長は、全国募集を実施している他の学校との競合になることを踏まえながら、「豊かな海、山、里、人の支えがある地域は全国にもない。地域の絆を教育活動に生かしていく」と強調。佐藤課長は、子供たちと、支援する地域住民の関わりを深めながら、より地域に愛着を持つ人材を育てていくことの重要性を語った。
 民間代表のパネリストは、同校がなくなれば「地域の灯(ひ)が消える」「遠くい通うため子供たち、保護者の負担が増える」などと危機感をあらわにした。同校を強力にバックアップできるよう入会者を増やして活動資金、人脈などの面で強固な組織をつくる必要性を語った。
 最後に、大人が全力で子供たちをサポートしていくことを誓うフォーラム宣言を行った。
 山内会長は「予想以上の集まりで関心の高さ、危機感の強さを感じた。町民手作りの支援の在り方を考えるため、今後に開く総会などでいろんな人の意見を聞きながら活動していく」と話した。