気仙沼の天気を確認2022年05月22日(日)

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気仙沼電力センターが高所作業車でカラスの巣を撤去 

カラスの巣を撤去する作業員
カラスの巣を撤去する作業員

気仙沼電力センターが高所作業車でカラスの巣を撤去 

 東北電力ネットワーク気仙沼電力センターが、電柱上に作られたカラスの巣の撤去に追われている。カラスの営巣は、毎年この時期に盛んになるが、電力会社にとっては停電の原因となる天敵。同センター管内では昨年、100個以上の巣を撤去しており、住民からの情報も頼りに7月ごろまで作業が続く。
 21日は、市内浪板地内の巣を撤去。高さ約13メートルの高圧アームの上にあった直径40センチほどの巣を、作業員2人が高所作業車で近づき、感電しない道具を使って取り除いた。撤去後はカラスが再び近づけないよう、プラスチックの営巣防止器具を取り付けた。
 営巣は、毎年3月から6月ごろにかけて盛んになる。電柱の上に巣を作るケースも多いが、巣に使われる針金や木の枝が設備に触れると停電の原因になるため、撤去作業が欠かせない。
 センターによると、昨年の管内(気仙沼市、南三陸町)の撤去件数は108件。県内では過去最多の3095件に上った。巣が原因の停電は管内での発生はなかったが、県内では10件あった。
 管内では鹿折から松岩地区にかけて多く、山間部では比較的少ないという。センターでは定期的に見回りを行っているほか、住民からの情報提供も呼び掛けながら巣の撤去を行っている。
 同センター配電課の菅原秀也課課長は「カラスは何度も同じ場所に巣を作ることがある。作業員だけでは目の届かない場所があるので、巣を発見したら連絡してほしい」と話している。