気仙沼の天気を確認2022年05月22日(日)

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気仙沼市議会新選良決まる

花束を手に喜ぶ村上氏
花束を手に喜ぶ村上氏

気仙沼市議会新選良決まる

 任期満了に伴う気仙沼市議選は24日、投票が行われ、即日開票の結果、新人3人を含む24人の当選が決まった。トップは1903票を獲得した現職の村上佳市氏(64)。激戦だった大島と、気仙沼地区の現新各1人が涙をのんだ。投票率は55・46%で、同時に市長選があった前回(2018年)を約6ポイント、今回と同じ無投票だった前々回(14年)を3ポイント近くそれぞれ下回り、過去最低となった。
定数を2人上回る26人による少数激戦となり、現職21人、新人3人が当選を果たした。トップの村上氏を含めて、上位5人を現職が占めた。
 コロナ禍で行われた今回の市議選では、各候補者が感染防止策として個人演説会を見送り、選挙カーや街頭演説、SNS中心の選挙戦を展開。序盤から静かなムードの中での選挙戦となった。
 終盤にかけては、期日前投票の投票者数が急増するなど、盛り上がりは見せたが、明確な争点もなかったことなどから、有権者の関心は最後まで低かった。
 気仙沼市議選に合わせて、市内魚市場前のコヤマ菓子店(小山裕隆店主)が、「投票済証」を持参した有権者に一部商品を割引するサービスを始めた。
 市選挙管理委員会が市議選への関心を高め、投票率アップにつなげようと、今選挙から期日前投票や当日投票をした人に、各投票所で投票済証を交付したことを受けて初めて企画した。
 割引したのは、同店の看板商品でもあるバナナジュース。購入時に投票済証を提示した人は、通常価格の100円引きにした。
 同日は、午前中から投票を済ませた若い世代や家族連れなどが訪れ、目当てのバナナジュースを注文する姿が見られた。
 店主の小山さん(44)は「自分たちにとって身近な選挙であり、少しでも盛り上げることができればと思った。今後、サービスが受けられるお店がもっと増えれば、選挙に対するイメージも変わるのではないか」と話した。
 市選管では、投票済証を期日前を含む市内各投票所の出口付近の机に置き、投票した人が自由に持ち帰れるようにした。ただ、「投票済証がもらえることを知らなかった」という有権者も多く、周知方法が今後の課題となりそうだ。