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ラムサール志津川湾のロゴマーク活用開始

ロゴのシールを貼った「たみこの海パック」の商品
ロゴのシールを貼った「たみこの海パック」の商品

ラムサール志津川湾のロゴマーク活用開始

 南三陸町が商標登録した「ラムサール志津川湾ロゴマーク」の活用が、本年度から始まった。地元産の魚介類などを原料とした商品に使用した場合、ライセンス料として1個当たり1円を町に納めてもらい、湾の保全活動の資金にとして活用する仕組み。志津川湾だけでなく、湾を大切に守っていこうとする町の姿勢もPRしていく。
 ロゴは2020年に登録された。アマモ、アラメ、マコンブなどの豊かな藻場として、国内初認定となった志津川湾をイメージさせるデザインとなっている。
 戸倉長清水で海産物の通信販売などを手掛けている「たみこの海パック」では早速、乾燥フノリ、ヒジキ、湯通し塩蔵ワカメに使用している。商品は町外の道の駅にも置いているため、ラムサール条約登録湿地と、ロゴマークの目的を説明したポップも作った。
 阿部民子代表は、使用の理由を「湾もそうだが、漁業者が湾を大切に守りながら生産している良い商品だということをPRしたかった。加えて、海に関わる者として継続的に保全活動を支援できることも大きかった」と話す。
 町農林水産課は「今後は周知を強化して多くの事業者に使ってもい、町全体で湾をPRし、守る動きにつなげていきたい。本年度中には、ロゴを使用する商品の開発に向けた補助事業も行っていく」と話している。