気仙沼の天気を確認2022年05月23日(月)

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気仙沼市観光客前年を上回る195万人

入り込み増加に貢献した道の駅「大谷海岸」(昨年3月)
入り込み増加に貢献した道の駅「大谷海岸」(昨年3月)

気仙沼市観光客前年を上回る195万人

 気仙沼市の昨年の観光客入り込み数は約195万6千人で、前年を55万2千人(39・3%)上回ったことが、市のまとめで分かった。宿泊客数はコロナ禍前の9割まで回復。厳しい状況が続く中、道の駅「大谷海岸」のリニューアルオープンや連続テレビ小説「おかえりモネ」の放送などを追い風に健闘した。
 入り込み数は、主要な観光施設やイベントの来場者を推計。コロナ禍前の2019年と比べると、78・4%にとどまった。
 地区別では本吉が約27万5千人(前年比21万人増)で、前年の4・2倍となる大幅な増加。昨年3月に道の駅「大谷海岸」がリニューアルオープンし、市外からの誘客に大きく貢献した。
 このほか、気仙沼は約100万人(前年比20万千人増)、大島は32万4千人(同5万9千人増)、階上は約18万人(同3万9千人増)、唐桑は約17万5千人(同4万2千人増)。いずれも前年と比べて2~3割増加した。
 宿泊客数は55施設で約23万人と、前年比で約3万7千人(19・7%)増えた。コロナ禍前の19年(約24万3千人)の94・4%まで回復した。
 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されるなど、コロナ禍の影響が続く中、昨年はワクチン接種が進み、自粛ムードがやや緩和。加えて三陸道「気仙沼湾横断橋」の開通、「モネ効果」の誘客の取り組みが、入り込み数増加を後押しした。
 今年は気仙沼みなとまつりなど、入り込み回復につながるイベントの再開も予定される。市観光課は「三陸道やモネ効果は一過性でなく、継続した追い風として期待される。今後も気仙沼が観光の目的地として選ばれるよう誘客に努めていきたい」と話している。