気仙沼の天気を確認2022年06月29日(水)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

カツオ初水揚げ

初水揚げされるカツオ
初水揚げされるカツオ

カツオ初水揚げ

 いよいよカツオのシーズン到来―。気仙沼魚市場に1日、宮崎県と三重県の一本釣り船3隻が初入港し、生鮮カツオ155トンとビン長1・9トンを水揚げした。いずれも漁場は、一昼夜半かかる房総沖と遠かったが、初日から数量がまとまり、26年連続水揚げ日本一への期待が高まった。
 初水揚げしたのは、宮崎県日南市の竜喜丸、三重県紀北町の第18清福丸、宮崎県日南市の第8喜與丸。いずれも、30日に千葉県銚子市の800~900キロ沖で漁獲した。
 水揚げは、午前5時にスタート。朝日を受けてキラリと輝くカツオがベルトコンベヤーで次々と水揚げされ、選別を経てタンクに入れられた。サイズは大(3・1~3・9キロ)が主体。入札の結果、1キロ当たり平均226円で取引された。最高値は344円だった。全て新口だった昨年より平均で140円ほど安かった。
 昨年の一本釣り船の初入港は5月11日で、それより3週間遅れた。買い受け人は「待ちわびていたカツオ。(前々日に漁獲した)2番手ながら肉質が良く、脂も乗っている。間違いなくうまい」などと太鼓判を押した。
 1番船・竜喜丸の日高陽祐漁労長によると、漁場からの距離は「気仙沼も勝浦(千葉)もほぼ同じ」。好値での取引を期待して気仙沼を選んだという。現在の主漁場は、伊豆諸島近海。群れがもう少し北上すると、気仙沼への水揚げが本格化しそうだ。
 この日、市場では歓迎セレモニーも行われ、留守洋平副市長らが「26年連続水揚げ日本一に向けて継続した入港に期待します」などとあいさつ。南三陸米などの記念品が各船に贈られた。きょう2日も1隻が入港を予定している。