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3年ぶりに一般も参加して森は海の恋人植樹祭

健やかな成長を願い植樹
健やかな成長を願い植樹

3年ぶりに一般も参加して森は海の恋人植樹祭

 気仙沼湾にそそぐ大川流域の森を育て、海を豊にしよう―と続けられている「森は海の恋人植樹祭」が5日、岩手県一関市室根町の矢越山ひこばえの森で開かれた。新型コロナウイルスに伴い、3年ぶりに一般参加者を交えて実施。青空の下、参加者は広葉樹の苗木を植え、木々の成長を願った。
 気仙沼市唐桑町のNPO法人「森は海の恋人」(畠山重篤理事長)と、室根町第12区自治会(三浦幹夫会長)が主催し、1989年から続いている。
 34回目の今年は、全国から約800人が参加。森のふもとにあるひこばえの森交流センターで行われた開会式では、畠山理事長が「森と川と海がつながり、そこに人間の生活が横たわっている。そのイメージを持って、きょうは1本1本の植樹を楽しんでほしい」とあいさつした。
 参加者は初夏の日差しを浴びながら、植樹会場までの1・7キロを登山。くわを使って斜面を掘り起こし、ミズナラやコナラ、ミズキなどの落葉広葉樹の苗木約千本を手分けして植えた。
 グループや親子での参加もあり、声を掛け合いながら作業を楽しむ姿が見られた。
 5本植えたという一関市立大原小6年児童は「森と海は正反対に感じるけど、つながっていると知って驚いた。植えた木が大きくなるのが楽しみ」と笑顔。母は「親子で体験できて思い出になった。空気が澄み、気持ちよく植樹できた」と話した。
 会場では「春の水車まつり」が同時開催され、気仙沼、一関両市のグルメが並んだほか、唐桑町の「鮪立大漁唄込保存会」、大東高校の鹿踊り、餅まきなどもあった。
 コロナの感染拡大防止のため、一昨年と昨年は関係者のみで植樹した。