気仙沼の天気を確認2022年06月29日(水)

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株式会社 三陸新報
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トレッキングで唐桑の魅力に触れる

ニッコウキスゲを観賞しながら歩く参加者
ニッコウキスゲを観賞しながら歩く参加者

トレッキングで唐桑の魅力に触れる

 豊かな自然を生かしたトレッキング観光に取り組む気仙沼市唐桑半島で5日、初夏の海や緑を眺めながら歩く大規模なイベントが開かれた。市内外から約150人が参加し、ビーチクリーンやニッコウキスゲ観賞などを通じ、景観に恵まれた唐桑の魅力を肌で感じていた。
 唐桑半島は、韓国済州島発祥のトレッキングコース「オルレ」の宮城版、環境省のプロジェクト「みちのく潮風トレイル」のコースが設定されており、トレッキングを目玉にした誘客に力を入れている。イベントは、その魅力を多くの人に知ってもらおうと、市内の観光協会、宿泊関係者らでつくる「SDGsアドベンチャーツーリズム気仙沼」が、市観光協会の組織再編を記念し企画した。
 市内をはじめ、仙台市や一関市などの子供から高齢者まで、予定を上回る人数が参加。宮城オルレ、潮風トレイルのコースを織り交ぜた、半造園地から中井小学校前までのオリジナルコース4・5キロを2時間ほどかけて散策した。
 途中通る笹浜では、ごみを拾いながら歩くビーチクリーンを体験。舟尻浜周辺では、咲き始めのニッコウキスゲをコース沿いに眺めながら、晴天に恵まれた沿岸の絶景を堪能していた。ゴール後は殻付きカキのほか、ホヤ、メカジキが串焼きにして振る舞われた。
 夫婦で参加した一関市の会社員(57)は「ニッコウキスゲもきれいで、気持ちよく歩けた。今回をきっかけに、次は別のコースも挑戦してみたい」と満足していた。
 アドベンチャーツーリズム代表でもある鈴木淳平実行委員長は「トレッキングは自然志向が高まっている今の時代にマッチしている。イベントを一過性で終わらせず、豊富な食材と合わせたアウトドアコンテンツとして誘客につなげていきたい」と話した。