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気仙沼市が移住者に市営住宅空き室を貸与

募集対象となっている市営牧沢住宅
募集対象となっている市営牧沢住宅

気仙沼市が移住者に市営住宅空き室を貸与

 気仙沼市は、市内への移住希望者を対象に昨年度に続いて、市営住宅の空き室を低料金で一定期間貸し出す取り組みを、本年度も実施する。前回(2020年度)の募集では、全13戸が早々に埋まり、その後の定住につながるなど一定の成果を挙げた。本年度は4戸分で、来月上旬から募集を開始。都市部からの人口流入につなげたい考えだ。
 今回募集するのは、赤岩牧沢の市営牧沢住宅(長屋タイプ)2戸、唐桑町宿浦の市営宿浦住宅(同)1戸、岩月宝ヶ沢の市営面瀬住宅(集合タイプ)1戸。一般向けに再三募集したが、入居希望者がいなかった空き部屋を、移住・定住希望者に新たに貸し出すことにした。
 月額使用料(家賃)は3LDKの牧沢住宅が1万2千円、2DKの宿浦住宅が1万1千円、2Kの面瀬住宅が1万円(いずれも共益費、駐車場使用料込み)。お試し移住の意味合いもあり、入居できる期間は来月上旬から来年3月31日まで。
 市によると、前回入居した人の中には退去後、市内の企業に就職するなどして気仙沼に残ったケースが5件あり、民間アパートや別の公営住宅で暮らしているという。
 市営住宅の空き室は現在、市全体で約80戸あるが、一般の入居希望者の需要も高いため、「移住・定住者向けに確保できる空き室は、現時点で限られている」(住宅課)。今後の空き室の状況や民間アパートへの影響などを考慮しながら、将来的に対象戸数を増やしていくことも検討している。
 入居希望者の問い合わせや申し込みは、市移住・定住支援センターMINATO(電話25・9119)で受け付けている。