気仙沼の天気を確認2022年08月12日(金)

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気仙沼市が地域挙げて高校生に学びの場提供

学びの産官学コンソーシアムの初会合
学びの産官学コンソーシアムの初会合

気仙沼市が地域挙げて高校生に学びの場提供

 気仙沼市は11日、市内の高校生に授業以外で、地域の人たちの協力を得て産業や地域課題などを学び、将来を担う人材を育成する「気仙沼学びの産官学コンソーシアム」を立ち上げた。民間の協力を得てオープン講座やインターンシップ(就労体験)、探究学習する公営塾を開設するなどして、地域に貢献できる人材を育てる。
 コンソーシアムの柱は三つ。一つは公開講座で有識者や専門家を呼んで、環境、文化、情報技術を学ぶ。二つ目は企業でのインターシップ(就業体験)、三つ目は、探求学習の場となる公営塾設置で、地域が「社会勉強」の場となり、高校生に幅広い教養、知識を身につけさせ、気仙沼を担う人材、気仙沼のために活躍する人材を育成する。
 気仙沼商工会議所、本吉唐桑商工会、気仙沼青年会議所や市、市教委、市内の4高校で組織した。
 公営塾は今月中に立ち上げ、探究学習コーディネーターが指導、支援しながら高校生が設定した課題を解決していく。インターシップの受け入れ企業は、すでに28社登録しているが、市内全ての企業の登録を目指し、市内全体で人材を育てる環境を整えていく方針。
 11日の第1回会議では事業計画や役員選出などの議案を原案通り可決。会の代表には、菅原茂市長が就いた。
 菅原市長は「学習に意欲的な生徒の能力をさらに伸ばす機会になる。学校に登校できない子供の受け皿にもなるはずだ。新しい試みのため、実践しながら柔軟な考えで進めていきたいと考えている。市の教育や人材育成をけん引していくことを期待する」と話した。