気仙沼の天気を確認2022年08月12日(金)

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目黒区駒場小5年生が気仙沼で水産業を学ぶ

缶詰づくりの様子を見学する児童
缶詰づくりの様子を見学する児童

目黒区駒場小5年生が気仙沼で水産業を学ぶ

 東京都目黒区立駒場小学校(北島陽彦校長)の5年生が、13日から2泊3日の日程で気仙沼・本吉地方を訪問。海山の自然に触れ合うとともに、東日本大震災からの復興過程を学びながら気仙沼の水産業に理解を深めている。14日は気仙沼魚市場や鹿折地区の水産加工場などを見学した。
 自然宿泊体験教室として、児童と教員合わせて約60人が訪れている。13日は、生鮮カツオの水揚げが盛んな気仙沼魚市場を見学したほか、気仙沼の魚を学校給食に普及させる会(臼井壯太朗代表)の案内で鹿折地区の水産加工場を回った。
 鹿折加工業協同組合では、資源不足や担い手不足が深刻化している漁業の現状などを臼井代表から聴いたほか、加工用のイワシやサバなどが保管されているマイナス30度の冷凍庫を見学。庫内に持ち込んだぬれタオルが瞬時に凍って固まり、驚いた様子だった。
 ミヤカン(福島庸夫社長)の缶詰工場では、缶詰を安心して食べてもらうために原料選びや衛生管理を徹底していることなどを中村太郎管理部長から聴き、ガラスごしに缶詰め作業の様子を見学した。
 同校では先月、ミヤカンのツナ缶を使用したツナサンドが給食で提供された。児童の一人は「給食でおいしく食べたツナ缶が、さまざまな努力や工夫によって作られていることを知り、あらためてすごいと思った。今度は、家族で気仙沼産の缶詰を食べたい。スーパーで探すのが楽しみ」と話した。
 一行はこのほか、南三陸町の「ひころの里」や、市震災遺構・伝承館なども訪問した。15日は亀山トレッキングなどを楽しみ、帰京する。