気仙沼の天気を確認2022年08月12日(金)

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大雨で南三陸町が全世帯に避難指示

崩落した南三陸町志津川御前下の国道398号
崩落した南三陸町志津川御前下の国道398号

大雨で南三陸町が全世帯に避難指示

前線や暖かく湿った空気の影響で、県内は15日から16日にかけて大雨に見舞われた。南三陸町では、16日午前0時から午前1時までに33・5ミリが降り、1時間当たりの降水量としては統計が残る1976年以降で過去最高を記録。町内全域4463世帯1万2098人に避難指示が出された。町を流れる八幡川の増水によって御前下地内の国道398号が崩落した。気仙沼市唐桑町では、水源の青野沢川が濁って取水不能になり、全域の2353世帯が断水。市内舘山地内では大川の土手が崩れ、付近の民家が避難した。
 仙台管区気象台によると、16日正午までの24時間降水量は気仙沼市が165ミリ、南三陸町は149・5ミリを記録した。
 町は、午前1時50分に佐藤仁町長を本部長とする災害対策本部を設置。同4時30分、土砂災害警戒情報の発令と同時に町内全域に避難指示を出し、歌津総合支所と町総合体育館、入谷、戸倉両公民館の4カ所に避難所を設け、9人が避難した。入谷育96世帯が断水した。
 気仙沼市唐桑地区の断水で市は、舘老人憩いの家、燦さん館、唐桑総合支所、中集会所、中井公民館の5カ所に臨時給水所を設置した。