気仙沼の天気を確認2022年08月17日(水)

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大島のブルーベリー収穫作業がピーク

ぎっしりと実った甘酸っぱいブルーベリー
ぎっしりと実った甘酸っぱいブルーベリー

大島のブルーベリー収穫作業がピーク

 気仙沼市の大島で、ブルーベリーの収穫がピークを迎えている。枝いっぱいの実が陽光を浴びて青紫色に熟し、生産者らが出荷作業に汗を流している。
 大島では17年前、遊休農地の解消と地域振興に役立てよう―と、市を中心に果樹栽培に着手。ブルーベリーは、高齢化しても手入れがしやすい低めの木で、摘み取り体験なども提供できることから、大島特産果樹研究会(小山亀春会長)が導入した。
 一部では東日本大震災の津波を受け、がれき撤去や塩を含んだ土壌の再生などで、復活までに年月を要した畑もあったが、3~4年前には収穫を再開。現在は9軒が栽培している。
 共同で出荷しており、今年は今月6日から20日までに約60キロを出荷した。
 大向の小野寺悦子さん(68)方では、30アールの畑にアーリーブルーやブルーレイ、コリンズなどの6品種28本を栽培。熟した実から一粒ずつ丁寧に摘み取っている。
 収穫作業は来月上旬まで続く予定で、同研究会は例年よりも多い出荷量を見込む。小山会長(93)は「誠心誠意を込めてみんなで栽培している。多くの人に味わってもらいたい」と話している。
 収穫したブルーベリーは、流通市場や気仙沼大島ウェルカム・ターミナルで取り扱っている。