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コーラスグループ「コール・カルトヘル」が県合唱連盟から表彰

50回参加で表彰された「コール・カルトヘル」(提供)
50回参加で表彰された「コール・カルトヘル」(提供)

コーラスグループ「コール・カルトヘル」が県合唱連盟から表彰

 気仙沼市のコーラスグループ「コール・カルトヘル」(鈴木美智子代表)がこのほど、仙台市で開かれた50回記念「県おかあさん合唱祭」で、初回から50回全てに参加したとして県おかあさん合唱連盟から表彰された。東日本大震災などの苦難を乗り越え、歌い続けた半世紀を回顧し、「多くの人の支援のおかげ。これからも歌い続けたい」と気持ちを新たにする。
 1967(昭和42)年、地域のお母さんらの親睦の場として、仲町商店会の女性で発足。「カルトヘル」はドイツ語でジャガイモを意味する。常に台所にあり、主婦の強い味方であることから、グループ名に掲げた。
 合唱祭は18日に日立システムズホール仙台で開かれ、メンバー12人が「グリーンスリーヴス」と「虹と雪のバラード」の2曲を会場に響かせた。セレモニーでは、メンバーで唯一、初回から欠かさず参加している小山逸子さん(87)が、平川敬子副理事長から表彰状と花束を受け取った。
 震災ではメンバーの多くが被災し、2人が犠牲に。ステージ衣装のドレスも流され、代わりに海をイメージした青色のおそろいのTシャツを作って、同合唱祭に出た年もあった。現在はコロナ禍のため集まる回数を減らし、マスクを着けて練習に励んでいる。
 小山さんは「コーラスを始めて多くの仲間ができた。毎日が楽しかった」と振り返り、「花束を頂き、本当に胸が熱くなった。いろんな人との出会いや支えがあって続けてこられた」と感謝した。