気仙沼の天気を確認2022年08月12日(金)

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全国カツオサミットが開幕

中央公民館で開かれた記念シンポジウム
中央公民館で開かれた記念シンポジウム

全国カツオサミットが開幕

 気仙沼市で初開催となる「全国カツオサミット」が22日に開幕した。初日は中央公民館で記念シンポジウムがあり、持続可能なカツオ漁の在り方や販路・消費拡大に向けた取り組みなどを考えた。23日は内湾エリアで、全国のカツオグルメを提供する「全国カツオまつり」がある。
 カツオがもたらす恵み、文化、歴史、食を見つめ直すことを目的としたサミットは、和歌山県すさみ町(2018年)、高知県土佐清水市(21年)に続く3回目。気仙沼市が昨年、生鮮カツオ水揚げ数量25年連続日本一を達成したのを記念して開催した。
 記念シンポジウムでは、イオン東北の辻雅信社長が、エコラベルカツオの販売を目指す取り組みを講演。「イオンは漁業者の支援と海の環境を守るためにエコラベル商品を販売している。認証商品の販売を継続し、水産業の未来に貢献していく」などと述べた。
 日本カツオ文化研究所の二平章所長をコーディネーターにしたパネルトークでは、気仙沼魚問屋組合の小野寺健藏組合長、気仙沼魚市場買受人協会の阿部泰浩理事長らが、カツオの消費拡大などに向けて意見交換した。
 国連食糧農業機関(FAO)の日比絵里子駐日事務所長が「SDGs(持続可能な開発目標)に向かう世界の農漁業」のビデオメッセージを寄せたほか、「カツオ食の魅力を若者や世界に発信し、消費拡大を図る」との気仙沼アピールを採択した。
 23日午前10時からの「全国カツオまつり」土佐清水市、静岡県西伊豆町などから「宗田節」「しおかつうどん」などのグルメが集結。高知県中土佐町の「藁焼き」も振る舞われる。
 唐桑町の鮪立、崎浜両大漁唄い込み、吉本興業所属芸人のお笑いライブなどもある。