歌津で世界の昆虫展
歌津で世界の昆虫展
南三陸町で採掘された化石と、国内外のカブトムシ、クワガタを展示する「化石と世界の昆虫展」が、歌津地区の南三陸直売所「みなさん館」で開かれている。
国内や東南アジア、アメリカなどに生息するカブトムシ、クワガタの約20種を展示。カブトムシで最重量のマルスゾウカブト、クワガタでは最大級となるギラファノコギリクワガタなどが目を引く。
目玉は、カブトムシの王様ヘラクレスオオカブトとの触れ合いコーナーで、体長約15センチの6匹を観察できる。普段は1匹ずつ飼育しているため、ケンカなど「レア」な光景を見られそうだ。
一部の飼育ケースには、歌津で見付かった2枚貝などの化石も入れてコラボした。屋外には、歌津で採集したカブトムシ数百匹と触れ合うことできる。
入場無料で8月31日まで。主催団体の高橋直哉代表は「世界にさまざまな昆虫がいることを知り、南三陸の自然や生き物にも興味を持ってほしい」と話している。問い合わせはみなみさんりく発掘ミュージアム(電話36・2816)へ。