気仙沼の天気を確認2022年08月12日(金)

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気仙沼市の復興ハード事業にめど

今秋完成予定の復興市民広場(南気仙沼)
今秋完成予定の復興市民広場(南気仙沼)

気仙沼市の復興ハード事業にめど

 気仙沼市は、東日本大震災の残る復旧・復興(ハード)事業の進捗(しんちょく)状況をまとめた。工事の調整などに時間を要し、予算を繰り越していた防潮堤や道路、防災公園など計33事業は、すでに整備が進み、いずれも年度内に完了できる見込み―と結論。震災から12年で、ようやく全ての事業で終了できるめどがついた。
 市財政課によると、5月末現在、国の復興交付金や災害復旧、復興枠などの予算で残っている事業は、一般会計関係が19件で、繰越額は105億7300万円。企業会計(水道・ガス)は件・3億8千万円で、両会計合わせて33件・109億5300万円に上る。
 このうち、本年度で完了しない場合、復興予算の事業として打ち切りとなり、市の負担が増える一般施策への移行対象となる事故繰り越し事業は、一般会計が14事業(繰り越し額億7100万円)、企業会計が2件(7300万円)だった。
 主な事業は、一般会計が大曲の新一般廃棄物最終処分場整備、蔵内、大谷、石浜、神止浜、岩井沢計5地区の海岸保全施設(防潮堤)、今秋完成予定の南気仙沼の復興市民広場、防災公園、魚町・南町地区土地区画整理事業の1号公園、五駄鱈北沢線、台ノ沢長平線などの道路整備など。
 水道事業会計の事故繰り越しは、南町魚市場線の配水管布設替工事、ガス事業会計は同線の街路整備事業に伴うガス導管敷設工事の各1件。一般会計を含めたこれらの事業については一部がすでに完了、または施工中、発注済みなどであり、全て「年度内に完了予定」となった。