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参院選投票率は20、30代も低投票率

市内で行われた参院選の期日前投票
市内で行われた参院選の期日前投票

参院選投票率は20、30代も低投票率

 気仙沼市選挙管理委員会は、今月10日に行われた参院選の年代別投票率をまとめた。「65~69歳」以外は各年代で50%を下回り、20代や30代前半の若年層は20~30%台と低調ぶりが際立った。4月の市議選でも投票率は過去最低となっており、投票率アップの取り組みの強化が急がれる。
 市選管が、投票率や有権者数が市平均に近い投票所1カ所を抽出。選挙区のみ、18歳から70歳以上まで5歳刻みの投票率(期日前、不在者投票を含む)を調べた。
 全世代の最高は「65~69歳」で、51・12%。そのほか、「70歳以上」が45・60%、「60~64歳」が43・92%、「55~59歳」と「45~49歳」が43・31%と続き、いずれも半数以上の有権者が棄権した。
 最低は「18~19歳」で、わずか8・70%。「20~24歳」は25・40%、「25~29歳」は30・65%、「30~34歳」が33・96%と、年齢が下がるにつれて投票率も低くなっている。
 「18~19歳」や20代が特に低いのは、これまでと同様、大学や専門学校などへの進学、就職で住民票を移さないまま市外で暮らしている若者が多く、不在者投票の煩雑さもあって、投票を棄権するケースが多いことなどが要因と見られている。
 ただ、過去の選挙で投票率が比較的高いとされた60歳以上でも、前回(2019年)選挙より9~11ポイント落ち込んだ。大きな争点がなく、盛り上がりに欠けた選挙戦への関心の低さに加えて、「連日の暑さも、投票率に影響した可能性が考えられる」(市選管)という。
 市全体の選挙区投票率は、前回を4・97ポイント下回る43・84%。新市になった2006年以降に行われた参院選では最も低く、県内では、石巻市(41・44%)に次いで2番目に低かった。
 4月の市議選でも投票率は55・46%と過去最低を記録しており、市選管は投票率の低下に危機感を募らせる。担当者は「選挙啓発だけではなく、多くの人が訪れる商業施設での期日前投票なども今後、検討していく必要がある」と話している。