気仙沼高校マンドリン部が全国総文祭の出場決定
気仙沼高校マンドリン部が全国総文祭の出場決定
県高校音楽祭で開かれ、気仙沼高校(荒木順校長)のマンドリン部が器楽部門で1位を獲得。来年8月に岐阜県で開かれる全国高校総合文化祭に県代表として出場することが決った。出場は2年ぶり7回目。
県高校文化連盟器楽・管弦楽専門部などの主催で、音楽祭には、県内の高校16校が出場。管楽器部門と器楽部門に分かれ、器楽部門には11校がエントリー。気高マンドリン部は1、2年生13人編成でマンドリン、マンドラ、クラシックギター、コントラバスなど6パートで音色を奏でた。
演奏曲は、マンドリン奏者の青山涼さん作曲の「風のステラ」。風の移り変わりを表現しており、途中でテンポが何度も変化する。楽譜通りに弾くだけでなく、気持ちを込めて演奏する表現力が求められる。
本番ではテンポが変わる1音目をそろえ、息の合った演奏を披露。審査員からは「拍子が変わっても場面に合った演奏で、まとまりがある」「技術、表現力とも高い水準」などの評価を受けた。
千葉愛莉部長は「県の代表としてふさわしい演奏ができるよう、練習を重ねて仕上げていきたい」と話した。