気仙沼の天気を確認2023年12月10日(日)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

大谷中生が手作り品を道の駅収穫祭で配布

大谷いもを加工した食品を配った
大谷いもを加工した食品を配った

大谷中生が手作り品を道の駅収穫祭で配布

 気仙沼市本吉町の道の駅「大谷海岸」で18日、「秋の収穫祭」(同道の駅直売組合主催)が開かれ、大谷中学校(村上敬子校長)の2、3年生が手作り品の配布や大谷いもの加工品の試食を行った。
 総合学習の一環。プラスチックごみを再利用したキーホルダーや手作りの大谷鉱山パンフレットを配ったほか、規格外の大谷いもを使ったチーズボールやおにぎりなどに紹介文やレシピを添えて手渡した。
 おにぎりは、油揚げやワカメを混ぜたご飯に味付けした芋を混ぜた。試食した人からは「おいしい。ぜひ定番商品に」などの声があり、阿部鼓太朗さん(2年)は「いろいろな組み合わせを試行錯誤したので喜んでもらえてうれしい」と話した。
 本吉町赤牛の千葉マキさん(57)は「手間をかけて育てた大谷いもの魅力を心を込めて伝えようとしているのが分かる。『大谷の味』だと思う」と味わっていた。試食品は約1時間で配布終了した。
 収穫祭は19日までで、旬の野菜の販売や抽選会などが行われる。