気仙沼の天気を確認2024年02月25日(日)

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気仙沼市被災地派遣職員が帰庁報告

避難所で生活する被災者(気仙沼市提供)
避難所で生活する被災者(気仙沼市提供)

気仙沼市被災地派遣職員が帰庁報告

 能登半島地震で被災した石川県能登町や珠洲市に派遣された気仙沼市の職員6人が25日、市役所で菅原茂市長に現地での活動を報告した。依然として断水が続き、被災者が厳しい生活環境に置かれる状況を説明。水道の復旧や住宅再建支援など、継続的な支援の必要性を指摘した。
 能登町では15日から21日まで、人事課主幹の芳賀洋介さん(43)と税務課主幹の遠藤典明さん(45)が避難所運営に従事。珠洲市では18日から20日まで、工務課長補佐兼給水管理係長の小松和保さん(58)と技術主任の吉田実さん(49)が、総合病院などで給水支援に当たった。
 市民や企業などが寄せた支援物資を届けるため、危機管理課主幹兼防災安全係長の佐藤充浩さん(47)と主事の藤本健さん(28)は能登町に派遣された。
 6人は菅原市長らを前に、写真や資料を使いながら報告。支援先の能登町の鵜川小避難所では、帰省中に被災した大学生が、X(旧ツイッター)で必要な支援物資の情報を発信して有効だったことや、衛生的なトイレトレーラーが喜ばれていることを紹介した。
 「水や食料は十分供給されている」とする一方、サイズに合ったおむつなど個々のニーズを把握しきれておらず、ミスマッチが生じている―とした。
 道路の損傷が大きく、水道の復旧に時間がかかる状況を説明した小松さんは「蛇口をひねれば水が出るありがたさを改めて感じた。できる限りの給水支援を継続していく必要がある」と語った。