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津谷川でサケ稚魚初日は40万匹放流

飼育池からトラックに積み込まれる稚魚
飼育池からトラックに積み込まれる稚魚

津谷川でサケ稚魚初日は40万匹放流

 気仙沼市本吉町の津谷川で2日、サケの稚魚放流が始まった。自河川での捕獲・採卵数が低調なため北海道、山形からの移入卵を確保し、放流数は昨年の約半数程度となる見込みだ。初日は39万8千匹を放流し、関係者は順調な生育と回帰を祈った。
 小泉川鮭増殖組合(中舘忠一組合長)は今季、昨年11月から12月までに260匹を捕獲。採卵数は17万6千粒(昨年比18・8%)で、目標の100万粒を大きく下回った。
 落ち込んだ採卵数をカバーするため、北海道産137万6千粒、山形産16万8千粒を移入。これにより今季は160万匹を放流できる見込みだが、昨季の319万1千匹と比べると約半数程度にとどまる。
 この日、本吉町圃の沢のサケふ化場に集まった関係者は、順調な生育を願って飼育池にお神酒を捧げた後、津谷川河口の放流場所にトラックで搬送。荷台の水槽からホースを使って稚魚を放流した。
 稚魚は体重1・3㌘、体長5・5㌢ほどの大きさで、北海道産。沿岸の海水温が13~14度と例年より5~6度高いため、昨季より4日早く放流した。
 組合では「先が読めない状況だが、一匹でも多く戻ってくることを願う」と話していた。放流はあと3回ほどを予定している。