気仙沼の天気を確認2024年02月29日(木)

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「新生」気仙沼中に条南・気中卒業生寄付

寄付を渡す茂木会長
寄付を渡す茂木会長

「新生」気仙沼中に条南・気中卒業生寄付

 45年前に気仙沼中学校と条南中学校を卒業し、還暦を迎えた同窓生が2日、気仙沼中に合わせて約68万円を寄付した。生徒数の増加で在学当時に離れ離れとなった両校は、今春統合することになっており、同窓生らは新たなスタートを切る後輩たちの活躍を願った。
 寄付を贈ったのは、条南中1回生(茂木直樹会長)と気仙沼中32回生(髙橋正樹会長)。中学3年に進級した1978(昭和53)年4月、条南中開校に伴い離れ離れとなったが、卒業後は同窓会組織を一つにして歳祝いなどを一緒に行っている。
 新型コロナウイルスの影響で延期されていた還暦祝いを昨年11月に行った際、来年度統合する母校への恩返しとして、統合先の気仙沼中への寄付を決定。還暦で一区切りとする同窓会の運営費と出席者からの寄付を充てることとした。
 この日、髙橋、茂木両会長をはじめ、役員4人が学校を訪れ、斎藤博厚校長に寄付金を手渡した。
 髙橋会長は「当時は友達と離れるのが悲しく、つらかった」と振り返り、「今回は統合という逆の形だが、つらく思っている生徒がいるかもしれない。統合を前向きに捉え、一人でも多くの生徒に良かったと思ってもらえたらうれしい。統合で必要となるものの一助にしてほしい」と語った。
 出身校は違うが、同年生でもある斎藤校長は、髙橋会長らの思いに共感しながら「大変ありがたい。子供たちのために有効に使わせていただく」と感謝した。