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株式会社 三陸新報
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気仙沼大川のサケ稚魚順調に成長

放流に向け順調に飼育される稚魚
放流に向け順調に飼育される稚魚

気仙沼大川のサケ稚魚順調に成長

 気仙沼鮭漁業生産組合(管野幸一組合長)のふ化場(市内柳沢)で、サケの稚魚が順調に育っている。最も早く採取された卵からふ化した稚魚は、あと10日ほどで体重1㌘、体長5㌢前後まで成長し、大川に放流される予定だ。
 組合によると、今シーズンは約180万匹の放流を見込んでいる。不漁で親魚の捕獲が落ち込み、種卵が満足に確保できなかったことから昨シーズンの実績(332万6千匹)より半減する見込みだが、ふ化場の水温が例年より2度ほど高く推移していることから、稚魚の成育そのものは順調だという。
 稚魚は、今月中旬ごろから4月にかけて5回程度に分けて放流する予定。初回で放流されるのは、昨年10月13日から同31日までに自河川で採取された14万9千粒の卵からふ化した稚魚。1月27日現在で体重0・6㌘、体長4・2㌢ほどまで成長しており、放流までに「もう一回り大きくなる」とみられる。
 管野組合長は「1匹の稚魚が貴重な状況。このまま順調に育ち、元気に放流できることを祈るばかり」と話している。