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読書感想文コンクールで山谷さん(津谷小)全国入賞

受賞した山谷さん(前列右)
受賞した山谷さん(前列右)

読書感想文コンクールで山谷さん(津谷小)全国入賞

 青少年読書感想文全国コンクールで、気仙沼市立津谷小学校(菅原理恵校長)6年の山谷桃子さんが、小学校高学年部で4番目となる「全国学校図書館協議会長賞」に入賞した。同校も学校賞を受賞した。
 全国学校図書館協議会と毎日新聞社主催で69回目。小学校低、中、高学年、中学、高校の5部門で行われた。
 山谷さんの「魔女を作ってしまったかもしれない私」は地区審査を経て、県審査では部門2作品だけが選ばれる全国審査に進み、小学校高学年の部で内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、毎日新聞社賞に続く、全国学校図書館協議会長賞を受賞した。
 山谷さんは、魔女狩りの史実に絡めて自閉の少女の成長を描いた課題図書「魔女だったかもしれないわたし」(エル・マクニコル著、櫛田理絵訳、PHP研究所)を、自身の心の中を見つめさせてくれた―と紹介。身近な人間関係での「相手の思うような自分でいようとする私」との葛藤や、困難を乗り越え自信につながった経験を重ねた。
 「魔女とは『いじめ』」だとして、周囲の人間が見逃さない強い心を持つことが大切と述べ、「強く正しい心で生きていきます」と結んでいる。
 2日に経団連会館(東京都)で行われた表彰式と交流会では、課題図書を翻訳した櫛田さんからも深く考えを巡らせている点を評価された。月15冊ほどの本を読むという山谷さんは、「主人公の姿に、自分の意見を貫く強さも必要だと感じた。手直しを重ねるうちに内容が深まって手応えを感じていたので、受賞はとてもうれしかった」と喜んだ。
 読書指導を行った同校も、学校賞を受賞した。