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南三陸高校生が町に地域政策提案

南三陸高生が政策などを提案した
南三陸高生が政策などを提案した

南三陸高校生が町に地域政策提案

 南三陸高校(難波智昭校長)の2年生が、町当局に地域課題の解決などに向けた政策を提案する「高校生まちづくり議会」が7日、町役場議場で開かれた。代表グループが、災害発生時の外国人観光客の避難誘導など、防災・観光面で改善策などを提案した。
 志津川高時代から続く企画で、「総合的な探究の時間」で地域課題などを学んできた2年生のうち、代表の3グループ・16人に加えて議長役2人が参加。町側は佐藤仁町長や管理職が出席した。
 観光・防災グループは、観光客の安全対策をテーマに、①外国人観光客に対する情報提供②災害時の避難誘導③女川原発での事故発生時の住民避難―の対応についてただした。
 特に外国人観光客は、東日本大震災や直近の能登半島地震でも避難所の所在地が分からない人が多かったことを指摘し、観光だけでなく防災の情報を盛り込んだマップや、多言語対応の防災アプリの開発を提案した。
 佐藤仁町長や町当局は、アプリ開発に多額の費用が掛かることから、既存の外国人向けマップ(英語と繁体字)に、生徒目線で必要と感じた情報を差し込んでいく考えを示した。
 他のグループは、「モアイ」マンホールの設置による観光振興、高校生が協力したSNSでの情報発信などを提案した。
 観光・防災グループの猪又愛香さんは「活動を通して町の課題なども深く学ぶことができた。今後も高校生の視点から町の発展に協力していきたい」と話した。