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株式会社 三陸新報
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バレンタインに愛をこめた「かまぼこ」

一つ一つ手作業で作られるバレンタインかまぼこ
一つ一つ手作業で作られるバレンタインかまぼこ

バレンタインに愛をこめた「かまぼこ」

 14日のバレンタインデーを前に、気仙沼市南町の老舗かまぼこ店「蒲鉾のいちまる」(尾形啓一社長)で、メッセージやイラストが入ったハート形のかまぼこ作りが行われている。
 スケソウダラのすり身を原料にした幅15㌢の白いかまぼこを、ピンクや茶色に着色したかまぼこで装飾。「St.Valentine」や「LOVE」などの定番文字に加え、大リーガー・大谷翔平選手が飼っている犬の名前「デコピン」、人気芸人のギャグ「パワー!」など、思わずほほ笑んでしまう言葉を、従業員が一つ一つ真心を込めて書き入れる。
 5文字程度なら要望に応じているが、今年は、能登半島地震が元日に発生した後ということもあって、「絆」の字を入れてほしいという注文もあるという。
 バレンタインかまぼこは、東日本大震災前から続く同店の恒例企画で、毎年楽しみにしている客も多い。バレンタイン当日までの約1週間で500~600個の生産を予定する。
 尾形社長(59)は「年明けから災害や事故が続いたが、このかまぼこを手にした人も、贈った人も穏やかな気持ちになってほしい」と話した。
 バレンタインデーが近づき、チョコレート商品などを扱う気仙沼市内の洋菓子店も、プレゼントを買い求める人でにぎやかさを増している。