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株式会社 三陸新報
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新最終処分場6月稼働

焼却灰などを埋め立てる環境に配慮した被覆施設
焼却灰などを埋め立てる環境に配慮した被覆施設

新最終処分場6月稼働

 気仙沼市が大曲地区に新たに整備した一般廃棄物の新最終処分場が、今年6月に稼働することが分かった。施設は昨年3月に完成していたが、市民のごみ減量化などで、現在の大曲最終処分場の埋め立て容量に余裕があり、稼働時期を検討していた。今秋に満杯となる見込みとなり、稼働させることを決めた。
 新最終処分場は、クリーン・ヒル・センター(焼却場)から約50㍍西側の丘陵地に、2020年11月に着工。総事業費は約37億円で臭いや騒音、粉じんなどを外部に出さない環境に配慮した閉鎖型の施設(埋め立て容量8万立方㍍)で、同センターで処理した可燃ごみなどの焼却灰、陶器やガラス類などの破砕不燃物を埋め立てる。
 当初計画では、本年度から稼働を開始する予定だったが、18年4月から始まった「雑がみ」の資源化によって各家庭などから出されるごみの量が減少。埋め立て可能な残量の状況と長寿命化の観点などから、新処分場の稼働時期を延ばしてきたが、「今秋に満杯となる見込みになった」(担当者)ことから、6月中に稼働させることにした。
 きょう8日開会の市議会2月定例会に、新施設の位置や名称を定める関係条例の改正案を提出する。
 市循環型社会推進課によると、6月の稼働開始後も、旧処分場への埋め立ても満杯になるまで並行して実施。新最終処分場は15年間は埋め立て可能と見込んでいたが、「それ以上に延長できる見通し」という。