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小中学校統合中間報告案年内にも

最終となった再編検討準備会
最終となった再編検討準備会

小中学校統合中間報告案年内にも

 気仙沼市内の小・中学校の新たな統合計画策定に向けた「気仙沼市立小・中学区再編検討準備会」(委員長・本図愛実宮城教育大学教職大学院教授)が9日、市役所魚市場前庁舎で開かれた。来年度から統合計画づくりを行う再編検討委員会では、統合校の組み合わせや統合時期を固めた具体案を中間報告で示すことを確認した。
 委員10人が出席。最終となったこの日は、来年5月にも立ち上がる再編検討委で検討すべき項目、検討委の構成について議論した。
 再編検討委のスケジュールについては、新たな統合校の組み合わせや統合時期を固めた具体案を中間報告で市民に示し、保護者や地域から意見を聞くこととした。前計画の義務教育環境整備計画では、組み合わせや統合時期が中間報告ではなく、完成した計画が地域説明会で示され、合意形成に時間を要した要因の一つになったことを考慮した。
 中間報告までの議論では、地域、保護者だけでなく中高生や20代など若い世代への説明や意見交換のほか、会議は全て公開とし、協議内容や統合理由、人口推移などを示す周知体制の整備も求められた。
 検討委のメンバーには、準備会の委員がスライドすることを了承。若い世代や児童相談所、不登校支援団体の職員などの選出も図っていく。規模としては準備会の委員11人を含め、20人程度とすることなどを申し合わせた。
 市教委によると、早ければ、中間報告は年内、最終案は早ければ年度内の決定が見込まれている。市では、検討委立ち上げの条例案を2月定例会に追加提案する。
 本図委員長は「市民一人一人が前向きに統合議論を行えるような意見や提案が出された。人口減少時代にあっても質の高い教育や『教育のまち気仙沼』と発信できる環境整備や再編につなげたい」と話した。